Go shopping

今日は一旦帰宅してから着替え、スーパーまで買い物に出る。
帰宅ついでにスーツを着たままスーパーで惣菜を買って帰る…というのはどうだろうか。どことなく独身単身の悲哀をスーツ越しに感じる。こういう場所は、休日、普段着で、ちょっと浮かれたようなノリで行きたいところだ。
駅から家に最短で結ぶ道には、学習塾がある。
昨今は学力も随分と2極化が進んだのだろうか。馬鹿な子供も増えたが勉強漬けも増えたようだ。やたらと賑わっており、19時、20時、22時…何かしらの人の出入りがある。


この地には大学のキャンパスの他にも私立の学校がいくらかあるらしく、平日朝になるとそれらしき制服と眼鏡、帽子で身を固めた子供が改札を塞いでいる。大学全入時代は程なく訪れる…となるとこの子供が大きくなる頃には、大学院の修士課程あたりまでへ行ってなんぼ…という時代になっていそうだ。
これだけ、学校に漬かりすぎて世間の感覚との乖離が致命的レベルに至っているかもしれない。今ですら…。
桑田佳祐じゃあないが、大学出たって馬鹿だから、常識なんかは通じない。
いっそのこと飛び級を制度化して、学校へは必要な期間だけ行ってさっさと社会に出られるようにしても良いのではという気にもなる。良いことずくめではないだろうが、悪平等よりはましだろうか。
考え事をしている内に、スーパーへ着いた。所要時間は10分少々。入り口の回収ボックスへペットボトルを投げ込む。今回はこれが主目的であり、買い物はついででしかない。何を買おうかと少し考えてしまった。
納豆と豆腐が残っている。これで一汁一菜といけなくもないが、いかんせん備蓄食糧が寂しい。動き始めて1週間が経つ冷凍庫には、未だ自動製氷の氷の他に入れる物がない。野菜室も同様。
食パン、晩のおかずの足しのサラダ、豚肉と買ったところで、ハーゲンダッツに目が留まった。たまにはちょっとした贅沢を…と思いきや、ラムレーズンがない。
残念。