Put off

夕刻、打ち合わせの最中のことだった。2回程、大きく横に揺れた。幸い、物が倒れたり、落ちたりといったことはなかったようだ。
それから30分程後、顔合わせも兼ねて飲みに行ったところ、また揺れた。会場がビルの10階にあったためか、揺れの振幅は先の2階の比ではなかった。丁度お疲れ様の乾杯をしたばかりだったのだが、幸いにもお酒はこぼれなかったのだが、外はとんでもないことになっていたようだ。
様子がおかしい。繋がりやすいはずのメールすら、繋がりにくい。恐らく交換機の方で規制をかけている…とすると、10分ぐらい待ってもいいかもしれないと判断し、少し酒を飲んでからメールを送り直すと、今度は届いたようだ。


時間が経つにつれ、状況は悪化の一途を辿る一方。長野新幹線は程なく復旧したため、東京に戻れないことはないが、在来線はすぐには運転再開とまではいかないようだ。今回は一旦富山の実家を経由して長野に入っている。実家へ戻るタイムリミットまでには間に合わない…と判断し、泊まる事にした。
酷い一日だった。行きの列車が富山駅に入る直前で、踏切事故のあおりを食らって立ち往生。結局40分程遅れ、、直江津駅での接続が取れずに1時間半も待つことになった。打ち合わせが事前準備の甲斐あって比較的順調に片づいたと思いきやこれだ。タッチの差で宿が確保できたのは幸いだった。
行きと帰りでかなりケータイを使ってしまった。電池の残りゲージはあと1つ。明日は出発前に緊急パワーを買っておいた方がよさそうだ。
とりあえず、コーヒーを飲みに行くとしよう。信越線の直江津方面行きが動いて入れよいのだが。