歳の瀬の能登から(5)

0230 新清水トンネルを通過。
トンネルを抜けると、そこは奥深い雪国だった。微かに見える灯りは関越トンネル出入り口のものだろうか。
外はもうもうと吹雪いており、殆んど視界がない。しかしどこを走っているのかを知っておくと、視界がなくとも少しは旅の風情がわいてくることだろう。
車内も雪原の如く沈黙が広がる。