冗談半分

既に各報道機関でも繰り返し報じられている通り、現在田中康夫「長野県知事」と県会(喧嘩会かな)議員殿との間でかなり熱い論戦が繰り広げられている。二ヶ月半前の時点で、こんなことになっていたら面白そ~だなとは思っていたが、本当にそうなるとは全く思っていなかった。いや、本当に。
私の記憶が確かならば・・・というわけでもないが、作家の田中康夫氏が立候補を表明した時点では冗談かと思っていた次第。顔なんぞ全然広くはないが偶然にも私の知人の中に、田中康夫氏の後輩がいたりするんだが、だいぶ前(二年以上かな)にその方を経由して田中康夫氏の書いた本を借りて読んでみたことがあったんですわ。


ほいで、中身は既に一部の方は御存知の通り。というわけである。ところが、しばらくして黒塗りの街宣車が多数応援に駆けつけるなどしてやけににぎやかになってきたな~と思ったら、選挙前から当選確実と噂されていた候補と激戦を繰り広げ、投票日を迎える。当日は開票が始まったばかりなのに早々と「田中康夫氏当選確実」の字幕が画面を踊り、当選確定。
長野県内での放送局は日本放送協会を含めると五つある。最初に当選確実の字幕を出したのが一つだけだったので、冗談かな(川崎だったかどこかの市長選挙で当選確実の報道がひっくりかえった事があった)と思っていたら、三十分後に残りが一斉に当選確実の字幕を出してきた。そのとき起こっていたことは冗談ではなかったのだ。
郷里の富山では絶対に起こり得ない事だっただけに、非常に驚いたね。笑いが止まらぬ。まあその辺の驚きなどは「実況中継」などで時折書いているのでそちらもご覧くださいませ。
当選してから始めて知りました。酒や料理などをはじめとする「まとも」な内容の本も書いていた事や、阪神大震災の折に二輪車軍団を編成して物資の配送をやっていたってことなどを。信州の将来は結構期待できるかも。
ある程度年を取ったら、富山へ戻らず信州に腰を下ろそうかななどと考えてみたりする。そのころにはもっと良くなっているかな。この期待は冗談にしたくない。
さて、そろそろ論文も最後の締めくくりに入ってきたが、こちらの方は冗談半分な内容で済ませるわけにはいかない。しかしもう現段階から論文を出し終えたあとはどうしようかなどということをぽつりぽつりと考えているが、今年は長崎ぶらぶら節ならぬ、「長崎ぷらぷら節」としゃれ込もうかなどと考えている現在の所この話は冗談半分ではあるが、本当にそうなったら大変だなぁ(笑)。
私はまだ体が本州の外へ完全に出たことがなかったりする(瀬戸大橋中間点の与島までならあるので片足だけ出たことならあるのかな)。冗談じゃあないよ、これ。現在書店で旅行雑誌の類をあさって旅に出た気分というところで止まっているのだが、長崎ぷらぷら節(仮称)が実現すると念願の本州脱出ですな(をひ)。
(書いた後のつぶやき)いや~、片仮名を使わずに書くというのもなかなか難しいもんだなぁ。
Rec/Mix:2000-12-17