放送部(2)・詳細-1

すべて「私の記憶が確かならば・・・・・・」の範囲であることをご了承願いたい
m(_ _)m
『3つの放送部???』
その歴史は結構浅いようだが、少なくとも3つの名前があるらしい。
まず一つ目は「放送同好会」。できあがったのが1980年代前半らしい。当時の有志が方々を駆け回って手弁当で設立した「同好会」だったとか。往時を忍ばせる、部への昇格を願う千羽鶴を私はみたことがある。
そこから、正式に「部」へと昇格し、オーソドックスに “Toyama-highscool Broadcasting Club”→ “TBC” なる略称がついた。ひょっとしたら古い機材の一部には「TBC」なる文字が残っているかもしれない。そこからいつの間にやら “TSB”と変化した。当時の先輩から聞いた話では”Toyama Senior-highscool Broadcasting-club”の略らしい。これが現在の略称だとか。


今のところ、部内はしゃべくりを受け持つ「アナウンス部」と各種機材操作&編集を受け持つ「技術部」に別れ、日々のお仕事に励んでいる。「活動」ではない。「お仕事」なのだ。
『主要な兵器(??)』
放送機材、これがなくては始まらない。しかし、ホンマモンの放送局のようなごつい機材はありません。私の卒業後にもっと性能のよい機材が入ってきているかも。
1.MTR(マルチトラック・テープレコーダー)
部内ではタスカム(メーカー名)とよく呼ばれており、1本のカセットテープに、同時に多数の音声、音楽などを録音することができる。私のいた代にあったものは同時に4つまで音を入れられたのだが、卒業間近になって何台かのうちの1つがお亡くなりになり、新しく8つまで入れられるものが入ってきた。
主に番組の収録や、ラジオドラマの編集に使っていた。
2.マイク一式
アナウンサーの命。ワイヤレスでないのだが、電源は中に入れた電池からとるものだったため、電池代が結構かさむ。息も拾ってしまうほど恐ろしい感度をしておった。マイクの指向性なんかも考慮に入れたしゃべり方が必要で、結構癖がある?
マイクのケーブルは校内の各種イベント・集会にも対応できる位かなり長く、アナウンス隊に入った新人は研修の最初の方にケーブルのさばき方を教えられるという。
3.発音・アクセント辞典
様々な単語の発音・アクセントを特殊な記号で記した辞書。NHKが出している物と三省堂(だったかな)から出されたものの2つがあったが、なぜかNHKから出されていたものは敬遠されていたような気がする。正しいつづり方や読み方の検索にも使えるので今もたまに使ってまフ。
4.その他
コンポ用の単品カセットデッキ、CDプレイヤーなどが積まれておった。後にMDデッキも追加されたと聞く。こういったものを組み合わせて、放送室にある校内放送用アンプにつなげて放送しておった。
この他、効果音製造用としてなのかギター用らしきエフェクターや手乗りサイズのキーボードもあった。また、BGMに使用した曲を記録するノートなんてのもあった(著作権関連の取り決めによるものだったか)。
5.ほうき・掃除機・粘着ローラー
掃除大好き「掃除部長」御用達の一品である(^_^;
なお、お財布リソースの問題なのか映像処理用の装置はなく、毎年出している体育大会のビデオは一般に開放されている編集施設を使っていたという。
Rec/Mix:1999-11-10(2002-12-17一部加筆)