「殴り込み」

・「兄貴、大変です!」
・「どうしたァ?」
・「な、殴り込みです。」
・「何ィ?、兵隊(部下、仲間の類)集めろ!急げ!」
殴り込み、といってもここではヤのつく恐い人たちのするようなアレぢゃあない。単なる「言葉のあや」…..みたいなもの故、あしからず。
ほんのついこのあいだまで、私は「まほろば」を「オーバーフロー」から読むような、どこにでもいそうなごく普通の読者だった(どこが?)。
ここに来たのも思いつきの類で、思い立ったのは「れっつぷれいまほろば」を笑いながら読んでいた時のこと。その時点では冷やかし半分といった具合である。全く、きっかけというのも恐ろしいものだ(笑)。


殴り込みをかけた当日も、実は駅まで帰省の切符をとりにいく途中で、ふと「行ってみようか」と思いたって足がフ~ラフラとスタッフルームの方向へ……..。これ、行き先が(ピー)ならば、とっても危険なパターン、というのは棚にでもおいといて。
今まで、とはいえ12月に入ってからだが、2回ほどこんなことがあって、いずれも空振り。毎週水曜日に打ち合わせをやっていたことを全く知らなかったがためにこのありさま。むべなるかな。今回で3度目になるが、無事現場に着いたとしてもはたしてそこには誰かがいるのかどおか?。殴り込み自体が「バクチ」のようなものになっていた。
決断を下すという行為にはなにやら恐ろしげなムードがつきまとう。てなことを考えながら寒空の坂道を愛車(ぢつは自転車)で駆け上がり、つひに来てしまったぜスタッフルーム前。思えば遠くへ来たもんだ(笑)。所要時間約30分。通称タコ足大学の悲しき性よのう。
で、どうだったかというと、今回はもぬけのカラと見せかけておいて隣の喫茶で打ち合わせをしてゐた。見事やられた。
フツーならばこのあたりでハッピーエンドとなるところだが、今回はここからが「バクチの始まりだったりする。天秤には「まほろば」の記事で例えるならば~ ”Peace Now”的イメージと、”れっつぷれいまほろば”的イメージがゆ~らゆら。「当たって砕けろ」の様な感じで話を聞いてみることにした。
結果、後者のほうに近いかなぁ~、という印象をうけた。決め手は専務の「ヤッホー」の話。あの話で一気にほぐれた(笑)。他にもいろいろ笑える話などを聞き、意は決した。いや、いつのまにか決していた。どうやら、今回の「バクチ」は当たったようだ。
かくして、スタッフに変 なヤツ(自分で言うのもなんだかなぁ)が加わることとなった次第である。
そして打ち合わせのあと、市内某所で開かれた忘年会に連れていって頂き、大いに楽しむこととなる(笑)。
☆今日の教訓☆
『当たって砕けろ』
『話は聞いてみるものだ』
少々臭かったかなぁ………..
余談になるが、忘年会からの帰りに駅へ寄っていくのを忘れてしまい、後日生協の皆さんに江戸へ問合わせをしてもらうなどなど、多大なお手数をおかけすることになってしまったというこの始末(+_+)。トホホのホ。
Rec:1997-1-20 Mix:1997-4-5